ぎっくり腰とは?
ぎっくり腰の原因として、筋肉、骨、軟骨、椎間板のトラブルと考えられが、画像検査をしても異常が映し出されることはほぼ無いため 原因を特定する事は難しいのと思われます。
ぎっくり腰には、なんでなるの?
「何かきっかけは?思い当たる節はありましたか?」という問いかけに対して多くの方の答えは、「重い物を持ち上げた時」「朝、顔を洗って戻すとき」「少しお辞儀をしただけ」「ただ立ち上がっただけ」「特に何もしてない」など、起こる状況は多岐に渡ります。
ぎっくり腰になぜなるのかは、実は検査をしたところではっきりとしたことは未だよく分かっていないのが現状だと思います。当院では、大腰筋の過緊張が一番多いと思いますが・・
ただし、椎間板ヘルニアや圧迫骨折などの腰の痛みもあるので心配な方は、整形外科の医師に診てもらうことをお勧めします。
ぎっくり腰は安静にした方が良い?
ぎっくり腰は痛みが強い為、横になって休んでしまいますができるだけ安静にしない方が良いと医療機関では言われることが多いようです。
しかしながら、痛い時には動けるものではありません。
安静の目安は自分自身の痛みの感じ方です。少しづつ動いて日常に戻せばよいかと思います。
そのためにも、初期治療が重要だと考えています。医療機関でレントゲンを撮って異常なしとなった場合は早く対応策をとった方が動き始めるのも早めることが出来ます。
一つの手段として我々のような鍼灸マサージがありますのでご検討願えれば幸いです。
ぎっくり腰で、お風呂は入っても良いのでしょうか?
これもよく聞かれますが、当院ではどうぞお入りくださいと勧めます。
アイシングで冷やして温めるのはダメと思っている方が多くいます。腰の症状は冷やした方が良くないことの方が多いと思います。
大抵は、お風呂に入り温めるると少し楽になります。
これは、循環の改善や、浮力にる負担の軽減、リラックス効果などが理由として考えられます。
一概にお風呂が良いとも悪いとも言えませんが、温めて痛みが増幅するようなら止めてそうでなければ楽になる方が多いように思います。
ぎっくり腰の時、コルセットはつけた方が良いの?
ぎっくり腰になった際、コルセットをつけると楽に動けるという方は多いと思います。
これは他動的に腹圧がかけられるので骨盤と脊柱(背骨)の安定性が増すからです。
余計な筋収縮がいらなくなります。急性期にコルセットの使用は有効だと思います。
「コルセットをつけていると筋肉が落ちてしまうのでは」
長期にわたってつけ続けると自身での筋収縮を行わなくなり筋力の低下に繋がると思われます。
急性期の数週間つけただけでは早々に筋力低下わ起きないと思いますのでつけて日常生活を送りながら徐々に外す時間を増やして自身の筋力で行動できるよう持っていけばよいかと思います。
コルセットをつけないで無理に我慢して痛みを長引かせるよりはうまく活用して痛みをコントロールできた方が有効だと思います。
鎮痛剤を服用することに抵抗を示すかも多く見られますが、コルセット同様うまく活用し、先ずは、痛みをコントロールするのが最優先かと思います。
ぎっくり腰を予防するためにはどうしたらいいの?
ぎっくり腰の原因は特定できず、現状では様々な状況で発症します。
したがって有効な予防法も一概には言えませんが、身体の使い方や姿勢(重心の取り方)に気を付けたり、全身疲労の蓄積の結果とも考えられるので筋肉のコンディションや柔軟性に気を遣ってあげることが重要だと思います。
具体的には、背筋を伸ばしすぎない、巻き肩を気にしすぎない(納得されない方が多いですが)
床の物を拾う際には腰を曲げるのではなく、膝と股関節を曲げて腰を落として拾う。
腿の前(大腿四頭筋)を使いすぎない、股関節を上手に使うことで腰や背中の筋肉の緊張を緩和させることが出来ます。
ぎっくり腰になってしまいました。マッサージなどはしても良いのでしょうか?
当院では、ぎっくり腰に対して”グイグイ”と指圧のように押し込むことはしておりません。
過緊張している局所に対する刺激で悪化するからです。
なので、当院の第1選択は足先や手先など末端を調整です。末端調整で痛みの軽減が期待出来ます。また鍼治療が効果的なので大丈夫な方には鍼治療をお勧めしております。
先ずは痛みを軽減させて動ける状態にするのが最善だと思います。
数日後に、もう一度残った痛みに対処して更に改善させていけば施術すること自体は有効と言えます。
ぎっくり腰になりかけのような違和感がありますが、どうしたらよいでしょうか?。
過去にぎっくり腰の経験ある方には、ぎっくり腰の「前兆」のようなものを感じ取る方がいらっしゃいます。
ぎっくり腰に限らず、もし腰が痛くなりそうだと感じた時は、全身調整をしてからだを整えるのがオススメです。ぎっくり腰は日々の生活の負担が積み重なり発症することが多く、生活習慣を見直すだけでも予防することができるものです。
病院でレントゲン検査に異常は無く、「軽いぎっくり腰かな安静に」と言われ湿布と痛み止めを処方されただけでした。大丈夫でしょうか?
軽いぎっくり腰は前兆のようなものです。全身調整をして関節可動にうまく動きをつけてあげると楽になることが多いので必要以上に不安を感じる必要はないと思います。
当院では、鍼治療で効果が期待できるのでお勧めしております。
医療機関で多く行われるレントゲン検査は、骨の状態を見ているので神経や椎間板などの組織の状態はわかりません。こちらはMRIやCTでの精密な検査でないと判断できないからです。
心配な方は医療機関でMRIやCTなどの検査を希望されたら良いかと思います。
一度ぎっくり腰をやるとクセになるって本当ですか?
ぎっくり腰はクセになり何度も繰り返すということ聞きますが本当にそうでしょうか?
当院の考えは、ちゃんとした対応をとっていれば繰り返すことはないと思っています。
繰り返す方は、痛い期間、動かさず、手入れもしないで筋力やコンディションが落ちてる方ではないでしょうか?
日常生活の身体の使い方、姿勢(重心の取り方)、などなど問題があれば改善しない限り繰り返すと思われます。
日頃の生活習慣を見直すだけでも予防できることが多くあるような気がします。
今回は、よくある質問に対するスポーツケア三鷹の考え方を紹介いたしました。
ぎっくり腰や腰痛でお困りの方はお気軽にスポーツケア鍼灸スポーツマッサージ三鷹治療院までご相談ください。