肩こりから頭痛、吐き気の原因と対処法

肩頚部

こんにちは、今回のスポーツケアからだのみかたは肩こりです。
腰痛に肩を並べる国民病と称されています。

肩こりだけでは済まず、頭痛や吐き気、眼精疲労と様々な症状を引き連れて困っている方が多くいられます。

痛みを継続して受けているのはある意味拷問を受け続けているのと変わらないので非常にダメージを受けて来られる印象です。

簡単に言ってしまうと神経・筋肉の過緊張であり血流の滞りなのですが
これらの原因は何か?対処法は?考えていきたいと思います。

肩こりの原因

①構築的問題、骨筋肉の体の構造からです。

頭部(頭蓋骨)の重さは体重の1割弱9%と言われています。想像以上に頭は重たいのです。この重さを頚部の骨と筋肉だけで支えています。

肩周囲も同様で腕は、筋肉で吊って支えてる状態にあります。支点となる筋肉に負担がかかります。

結果、筋肉量の多い男性よりも筋肉量が少ない女性の方が圧倒的に肩こりの頻度は多くなってしまいます。
支持できる筋肉が大きければ結果、負担は減るという構図があるのです。
女性で痩せておりなで肩の方は肩こり首痛の確立が大きくなってしまうのはこのためです。

②PC作業

デスクワークといえばPC作業というくらい日常的に使う機会が多いのですが、この作業で問題になるのが画面の位置やキーボードの腕の使い方です。
目線が下がりすぎると頭が前方に引っ張られ首や肩が張ってきます。
また同じ姿勢を長時間維持することで緊張を誘発すのも一つです。

これらは仕事における環境因子ですので見直すことで改善できることは結構あると思います。

③力み(力がうまく抜けない状態)

ご本人が無自覚なのが厄介なのですが、脱力がうまくできないことでいつも中途半端にチカラが入ってしまう状態をキープしてしまっていることです。
感覚の問題なのでこちらからの声掛けで改善していくのが難しいのが厄介です。

簡単な確認方法は、腕を持ち上げパッと離した時にその場で止まっているか下に落ちていくかです。重力がある以上脱力していれば必ず離した瞬間に落ちていきます。
施術をしていると手を持った瞬間にチカラが入っているか抜けているかは判断がつきます。

頭痛になる原因は?

過緊張による血流阻害です。多くは緊張型頭痛です。

肩や首の筋肉の緊張からおこる頭痛で後頭部付近に多く起きます。
その部位を通過している大・小の後頭神経(主に頭皮に分布する)が刺激されて痛みを生じること血流低下による酸素不足が挙げられます。

後頭下筋群周囲の神経には、自律神経繊維が多くあると言われています。
これが意味することは何か?

自分の嫌いなものマイナス要素を考えるだけで可動域は一気に狭くなります。
逆に好きなものプラス思考で可動域は広がるといった現象が起こります。
メンタル要素も関与していると言うことです。

対処・施術の考え方

当院のアプローチは、後頭神経神経は第二頸椎関与し筋肉は後頭下筋群(深部筋)が関与してくるのでこの筋肉を狙って鍼を刺していくと緊張緩和し血流が戻り効果が得られることが多いです。

肩頚部の緊張緩和としては、指の末端から肩甲骨から頸椎まで神経の走行を理解して刺激します。

骨は手首周囲の手根骨、肘、肩甲骨周囲の調整 

筋肉は、僧帽筋、肩甲挙筋、後頭下筋群、胸鎖乳突筋、腕橈骨筋等々   

ツボで行くと天柱、風池、完骨、手三里、曲池、肩井はよく使います。
肩井は気胸を起こす危険があるので浅く刺しがちですが解剖を理解して方向を考えるとしっかり僧帽筋に刺すことが出来るので効果が出ます。

更に、姿勢・重心軸・呼吸の仕方・肋骨調整等を組み合わせて対応しております。
一人一人環境や個人差があるのでコミュニケーションをとって情報を引き出して参考にしながら対応するよう気を付けています。

吐き気を伴う場合は自律神経が関与していたりめまいを伴ったりと複雑な場合が多く緊張型の場合には強い吐き気は伴はないことの方が普通かと思います。
頭部の頭痛を伴った吐き気が続く場合は、肩頚部の緊張緩和で良好な場合は良いのですが、背後に重篤な疾患が隠れている場合があるので医療機関の診察をお勧めしています。

たまに全てを改善できるかのように対応する方がいらっしゃいますが危険な行為です。徒手療法家ですので、対応できること出来ないことの判断を誤らないよう気を付けています。

普段の生活で気を付けることは?

スポーツケア三鷹では、

①頭の位置をどこに置くかをまず認識して頂きます。

先に述べたように前方に落ちていくと良いことがないからです。
 簡単に位置を戻すには上を向いて顎の関節を支点にくるっと戻して前を向きます

②PC作業の多い方は、画面の位置やキーボードの位置など環境つくりを提案

③姿勢・重心軸の取り方を提案スポーツケア三鷹では姿勢を正さない伸ばすなキケンがモットーです。

誤解が生じやすいので捕捉しますが、猫背にしろという意味ではなく必要以上に引っ張り上げない(反らない)必要以上に緩めない(丸まらない)です。

ご参考になれば幸いです。施術はスポーツケア鍼灸スポーツマッサージ三鷹治療院までご相談ください。

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